あなたは行ってみたい都道府県があるだろうか
僕は結構多い。
大学生になるとよく友人なんかに「今度の週末何かするん~?」ととりあえず話を振ってみるのだが
そういう時に「〇〇行ってきたんよ~」と言えるのが自分にとってステータスであり、羨ましい限りだと思っていた。
行ってみたい都道府県は多いのだが、自分はなかなか一歩が踏み出せない。
なぜなら理由がないからである。
特にその場所に行ってしたいこともないし、やりたいこともない。
<旅ってそういうもんだろ?>
と言われればその通りだし
<旅行って目的が無くても楽しいもんだよ!>
とか
<そもそも何かを得ようとしていること自体間違っている!気楽にいけよ!>
と言われてもそんな気がする。ただ自分はあまり納得できない。
「なぜそこに行ってみたいのか?やってみたいのか?」
と聞かれた時に「なんとなく!」とただ答えたくない。
ちゃんと行ってみたい場所、食べたい物、体験したいことがあるからその場所にわざわざ向かうのである。
大学生なら時間はある。でも社会人になったら時間が無い。
心に癒しを求める社会人生活のために、今の内から行ってみたい、食べてみたいことなどをリストアップすることでいざという時にいつでも現実逃避できる。
これはそのための記録である。
ちなみにすでに行ったことがある場所についてはその場所の感想を書く。
北海道編
北海道地方には以下の都道府県がある
〇北海道
・行った回数4回(札幌3回<2011,2020,2021>/函館1回<2022/11/24~28>)
北海道
北海道は過去に何度か行ったことがある
それも大学生になってからは毎年行った
なぜなら友人が北海道にいるので宿代が安くなるからである。友人がいなくなる前に北海道を満喫しておこうと思って繰り返し訪問した。
ただいくらタダで泊まれる宿があるからと言って、普通はそう何度も行くものではない。
ただ北海道に限っては何度でも行く。
なぜなら観光地としてレベルが高すぎるのだ。名所も多い。食べ物は美味い。季節によって景色が全然違う。ほなら何度も行くでしょという訳である。
個人的に北海道で良かった経験を書いていく。
①ワカサギ釣り
友人の誘いで男三人でワカサギ釣りに行った。これがめちゃくちゃ面白かった。
面白かった理由
①川が全面凍っていることに感動。
→全て凍っているのではなく全面である。なので分厚い氷の下は普通に水が流れている。これは化学的にも非常に面白い現象でとても興奮した。(詳しくは「なぜ湖は表面しか凍らないのか」で検索してみると良いかもです)
②ワカサギが美味かった。
→これでもしワカサギがマズかったら間違いなくここには書いていないだろう。
③暖かい。
→冬の北海道は当然寒いのだが、ワカサギ釣りをするビニールハウスの中は温かく、まるでこたつに入りながら釣りをしているような感覚だったのも個人的にかなり評価ポイントが高い。
④必要なのは運だけ。特にテクニックなんかいらない。
→水面下でワカサギがいることを祈るだけなので普段の善行ポイントがどれほど溜まっているかが試される。

②雪滑り
未だかつてここまで死が身近に迫ったことはあるだろうか
雪滑りとはその名の通り雪の斜面を滑る遊びである。
一見子供っぽい遊びのように思われるかも知れないが、体重の重い大人が摩擦の少ない雪の上をすべるとどうなるか。
まず雪が圧縮されて氷のようになる→よく滑る→ブレーキをかける(足を地面に擦るだけ)→足が逆方向に捻じ曲がる→ブレーキ解除→よく滑る→・・・
という風に、一度滑り出したソリは止まらない。
止めようものなら足が一本もっていかれる。
もしこれがきちんと整備されたアトラクションとして開催されていれば特に問題はないのだが
自分が訪れた場所は監視員などおらず、ただソリを2時間300円で貸してくれるというような場所だった。(名誉のために施設の名前はここでは出さない)
でも決して僕はその施設のことを責めない。
貴重な体験をさせてくれてありがとう。
でも監視員はおいておこうな。

③恵山登山
北海道と言えば豊な自然。
しかし難点は旅行客にとってはそれらは労せず得られるものであり、パッと一目見た瞬間は「お~!」と歓声をあげるものの、5分もすればすっかり慣れて飽きてしまう。
苦労せずに手に入れたものは感動が薄いのだ。
そういった点で恵山(えさん)という場所は最適な大自然だったと言える。
僕が色々解説するよりも最適なサイトがあったのでそちらをご覧ください。(画像が多く張り付けられていますので多少のネタバレを含みます)
恵山が最適な大自然だった理由
①適度な運動
→函館から車で1時間30分の移動で登山口に到着。そこからは約1時間程度の山登り。距離よし、景色よし、なまさに初心者向けの登山だと言える。実際自分も全く登山を行くつもりではなかったが、それでも登ることができた。
②素晴らしい景色
→山頂からの景色は雄大で北海道のスケールの大きさとを堪能することができる。さらに登山ルートもまるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気を味わうことができ、道中も満足できた。
もし函館に行き、五稜郭以外に行くところが無いなと思った人は是非恵山に行ってみて欲しい。