

「大学生になって初めて自己啓発本を読んでみたいんだけどどれがオススメの本なの?」
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事の冒頭で紹介する「自己啓発本を読んで役に立ったこと」を読めば、具体的に自己啓発本がどのように役に立つのかを実感できるはずです!
また自己啓発本を始めて読む人向けの「3ステップ自己啓発本読書」を実践すれば、初心者でも無理なく自己啓発本を読むことができます!
なぜなら、実際に私もこの方法で徐々に自分にあった自己啓発本を探しだし、今では迷うことなく自分が今最も読みたい本を読むことが出来るからです。
記事前半では「自己啓発本を読んで役に立ったこと」を、後半では「オススメの自己啓発本まとめ」を解説するので、じっくり読み込んでください!
自己啓発本を読んで役に立ったこと3選
①ぶっちゃけ知識量が増える。
②点が増え面で情報を拾えるようになる。
③脳が空間的に広がりを持ち始める。
順番に解説していきます。
①ぶっちゃけ知識量が増える
まずなんといっても自己啓発本を読むと知識量が増えます。ぶっちゃけ。
そのほとんどは「今よりもっとよりよく生活するには」に焦点を当てた、新しい考え方や見方についての知識かと思います。
なので高校の教科書に書かれているような知識とはまた違ったものかも知れません。
こう書くと「結局知識の詰め込みかよ」と感じられるかも知れませんが、ある程度知識を詰め込んだ先に見えてくるものもあります。とりあえず最初はどんどん知らないことが入ってくるな~という感覚でした。
また一面的には偏ったものの見方と捉えられるようなものも含まれています。
よく書籍の口コミなんかを見ていると「著者の偏見がすごい」なんてニュアンスのコメントをよく見かけますが、偏見で何がいけないのかと自分は思います。
これは現在YouTubeの生放送を中心に活動していらっしゃる岡田斗司夫さんの動画でも紹介されていましたので該当の箇所を一部抜粋して紹介させていただきます。
偏った見方をいっぱい持つことが人間の個性であり、人間の考え方。
どんどん年をとって楽をするといつもの必殺技だけになっていく。
そういう風にしちゃうと見方が単純になってくるんですね。
見方が偏見でも構わない。その偏見のバリエーションをいっぱい揃えていくと見方に深みが出てくる。
自己啓発本なんてとんでも偏見の集まりです。
あっちの自己啓発ではこんなことを書いていたのに、こっちの自己啓発ではなんか逆のことを書いてるな~ってこともあります。
本の良いところは自分一人だけの人生では決して知ることの出来なかった人生を歩んできた人たちの言葉を聞ける点です。
人生をもとに語っているのですから偏見で当然です。
偏見を多いに楽しみましょう。
②点が増え面で情報を拾えるようになる
これは物の見方に関する話です。
最初の頃の方はどんな本を読んでも、読む内容全てが初めての出会いで、何でも新鮮に感じました。
それは白紙の紙に点を打っていく感覚に近くて、その点が増えるとどんどん線になり、面的な広がりを持ち始める。
面ができるとこれまで素通りしていた情報も拾いやすくなります。
そうするとまた点が打たれて…
の連続。
具体的に、例えば教授が言っている言葉をただ漠然と聞き流すのではなく、「あれってこういうことを伝えたかったんじゃないか」と落としていたものを拾いなおすことができます。
面を広くするには点を打つ。点を打つには知識(=偏見)を増やす。
③脳が空間的な広がりを持ち始める
最後がもっとも自己啓発本を読んで役に立ったと思うことです。
本質的に、知識が増えることで「脳に空間的な広がりをもたせることが出来る」ことこそ、自己啓発本を読んで最も恩恵を得られたことだと感じています。
これを分かりやすく解説してくれている図解が「地頭力を鍛える」の中でも紹介されていました。

詳しくは『地頭力を鍛える』を読んでくれ。
Ex. 本の取捨選択ができるようになる
副産物的に、自己啓発本を読むことで自分にとって必要のない本の見分けが付くようになります。
最初の頃は訳も分からず手に取って読んでいたが、徐々に自分にとって必要な本の見つけ方や探し方が分かるようになります。
いつか全く面白くなかった本ランキングなんてものも作ってみたいです。
自己啓発本を読む前の心構え
さてここからは自己啓発本を実際に読む前の簡単な心構えを紹介します!
ぜひ皆さんも自己啓発本を読み始める前に以下のことを意識してみてください!
〇途中で読むのに飽きたら好きな時に読むのを止めよう
→今がまだその時期ではなかったというだけ。無理に最後まで読む必要はない。
〇積ん読くで本をキープする
→買ったからと言ってすぐに読む必要はない。本棚に入っている状態を数か月続け、ふと思い立った時に読み始める程度で充分。
〇出来ればメモを取るようにして読もう
→脳は無限の知識を生み出す泉である。考えた事感じた事、そのままにしておくとそれらは垂れ流しに溢れてしまい、非常に勿体ない。出来れば本を読むときは簡単なメモ帳(100均)とボールペンを片手にまずは「本の内容でなるほどと思ったこと」を書いてメモを取るクセ付けをしよう。その後慣れてきたら「自分の感想」なんかも合わせて取るとより良い!
段階別!自己啓発本をこれから読み始める人向けのオススメ本紹介
最後に、実際にこれから自己啓発本を読み始める人向けに3ステップ読書を紹介します!
ステップ①何も考えずにまずは本を読むことへの抵抗を無くそう!
ステップ②最近売れたベストセラー本を読んでみよう!
ステップ③ずっと読み続けられているものを読もう!
順番にそれぞれのステップについて解説し、その段階に応じたオススメ本も合わせて紹介します!
ステップ①何も考えずにまずは本を読むことへの抵抗を無くそう!
オススメの本「星の王子様」「かもめのジョナサン」「モモ」
小説はストーリー自体が面白いので最後まで飽きずに読みやすい!
また自己啓発本特有の押し付けがましい表現も少なく、読まされてる感も少ないので気兼ねなく読めるというのも小説の良いところです!
まずは「一冊読め切れたぞ!」という達成感も是非味わってみてください。
ステップ②最近売れたベストセラー本を読んでみよう!
オススメの本「FACTFULLNES」「失敗の科学」「Think Clearly」
最近売れたベストセラー本に共通することは読みやすく分かりやすい文章で構成されていること!
小説のようなストーリーはないが、細かく章分けされているものだったり、テーマが分かりやすく書かれていたりなど、そういった工夫のおかげで思いのほか簡単に読めるはずです!

「自己啓発本は始めてで、何を読んだらいいのか分からないから何も読んでいない・・・」
この状態は勿体ない!
とりえあず興味を惹かれたベストセラー本を手に取って読んでみよう!
ステップ③ずっと読み続けられているものを読もう!
オススメの本「人を動かす」「アイデアの作り方」「学問のすすめ」「バカの壁」
Googleの調査によると世界には現在約1億3000万冊もの本があるらしい。
日本でも年間7万冊もの本が出版されていることから分かるように、本そのものの多さとその入れ替わりの激しさはとてつもない。
だからこそ、昔から売れ続けているものにはそれ相応の理由がある。思わず引用したくなるような金言が多く、ぜひ一読してみて欲しい!
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでも皆さんの力添えになっていたら幸いです!
Ex.さっさと自己啓発本に飽きろ
大学生の内に自己啓発本を読み、そして卒業するまでに飽きて、自分が本当にしたいことに時間を割けるようにしよう。
普通は50冊~60冊くらい手に取ってパラパラと読んだらそろそろ飽きてくるはずである。
(1000冊読んだとか言う人はもはや自己啓発本の内容に興味があるのではなくて、ある種の我慢比べの領域に突入しているのだと思う)
自己啓発本は既に読んでいるのだから「自分も自己啓発本読まなくちゃな~」という強迫観念に似た圧力からもすっかり解放される。また摂取したくなったらたまに読めばいいのだ。
そうなれば、もう自由だ。
だからこそ、大学生の内に自己啓発本を読むべきなのである。
「教授に本を読めと言われたから読んでるんだけど、自己啓発本ってそもそも読んで役に立つの?読んでてしんどいんだけど…」