やぁ。緑の雨がっぱです。
今回から新規視聴者向け企画として、これまでの放送で登場したうんこちゃんの懐かしい友人たちを【加藤純一交友記録】と題して紹介して参りたいと思います。

はい。この企画はそういう方に向けてのモノとなっております。
うんこちゃんの雑談配信では、よく「布団ちゃん」「よっちゃん」などの今でも交友関係のある親友や、中学・高校時代の懐かしい友だちまで、キャラの滅茶苦茶濃い方たちが続々と出てきます。
自分が今思いつく限りでも、記事を書けそうな人物はゴロゴロと出てくるのですが・・・
記念すべき第一回は、少しだけほろ苦い気持ちになる「鼻くそ氷山」とのエピソードです。

いえ!もちろんお笑い全開でお届けしますが、個人的には「チャック」「鼻くそ氷山」の二人は場合によっては少しだけ悲しくなってしまうかも、と言った程度です。
具体的な内容については記事を読んで知っていただければと思います。
それでは、早速紹介の方に移りたいと思います。
・名前は聞いたことはあるけど、どんな人なのか全然知らない。そんな加藤純一の懐かしい友人について知りたい方。
こちらの記事も合わせてどうぞ
そもそも鼻くそ氷山っていうあだ名は何なのか?
【うんこちゃん】軽度発達障害の友達との思い出を語る【2016/08/29】
鼻くそ氷山
うんこちゃんの中学校の野球部のキャッチャーの同級生。ボールをキャッチする時に舞う砂塵によって生成される鼻くそが原因でこのあだ名がついた。命名はくまだまさし。うんこちゃんのセンスあるいじめのせいで野球部の顧問に全員泣かされた。ある日鼻くそ氷山が着替えている時に、ホームランバーのような尻尾が生えていることが発覚し、以降悟空とも呼ばれるようになった。実家はみかん農家。免許を持ってないクリッパの足に使われ、一緒にラーメン屋にいった。
2019年7月現在、消防団の団長をやっている。

うんこちゃん周辺には差別的表現や強烈なインパクトなあだ名が多いのも特徴ですね。
例)サンコン、末端肥大症、高所恐怖症、雷魚
動画内でも紹介されていますが、1998年映画『タイタニック』が流行した当時、うんこちゃんの友人である、くまだまさしが
くまだまさし「おいおめぇさぁぁ!鼻くそがさぁぁ…氷山みてぇだからさぁ…!今日からお前は鼻くそ氷山!」
鼻くそ氷山「なぁぁにぃ?はなくそ出てないよぉおぉ…」
と命名。以降は鼻くそ氷山で定着してしまった模様。

ここからは上記の動画の内容を踏まえて、その概要を時系列順に紹介させていただきます。
【小学校編】~【中学生2年生編】池でブルーギル釣りしてたら遠足に参加出来なかった男。それが鼻くそ氷山
【小学生編】
軽度発達障害を持つ鼻くそ氷山。遠足途中で通りかかった池で、ずーーっとブルーギルを釣っていた為、結局キャンプ(遠足)には参加できなかった。うんこちゃん曰く「この出来事以降、鼻くそ氷山の周りから友達が減っていった」
いきなりではありますが、うんこちゃん曰く「鼻くそ氷山」は軽度の発達障害だったらしいです。
そして一発目に出てきたトークがまさに鼻くそ氷山が本物の沼であることを確信させてくるエピソード。
この話だけでその情景がうっすらと脳裏に浮かびますね…。

小学生は残酷ですからね、こればっかりは誰も悪くないと思います。
あっさりではありますが【小学生編】はこれで終了です。
【中学1年生編】
・鼻くそ氷山・加藤純一が野球部入部。
→小学校からずっと仲の良かった野球部メンバーキャプテン「サンコン」を筆頭に、「高所恐怖症」「くまだまさし」「牛屋のせがれ」「イケメンの田中」「うんこちゃん」の6人でよく「鼻くそ氷山」をイジメる。
・袴田先生(野球部顧問)がイジメの真相を6人に問いただす。
→うんこちゃんだけが白状し、多目的ホールでの1時間の説教の末「僕がやりましたぁぁぁ…!」と号泣。
・加藤純一の両親(尚子・蟹江)に滅茶苦茶叱られた後、「俺ってイジメをしていたんだ」と更生。
→直接は鼻くそ氷山をイジメることがなくなり、影で悪口を言う程度まで落ち着いた。

どの程度のイジメなのかは分かりませんが、周囲がその光景を見て「イジメ」だと判断出来る程度のモノだったようですね。
うんこちゃん自身は袴田に叱られるまでは「イジメている」という意識はなかったみたいです。

ちなみに、このタイミングで「鼻くそ氷山サイヤ人説」も誕生。
鼻くそ氷山サイヤ人説
部活の着替えの最中、くまだまさしが鼻くそ氷山のお尻に尻尾が生えているのを確認。漫画『ドラゴンボール』の主人公・悟空にちなんで、鼻くそ氷山=悟空。という設定が生まれた。
【中学2年生編】
・だんだんと心も体も成長し、より熱心に野球に打ち込むように
・野球部同学年20人中、唯一タバコを吸っていなかった「鼻くそ氷山」と「うんこちゃん」。
→昼休みで周りの友人がタバコを吸いに行くときは、よく2人でキャッチボールをしていた。
過去にタバコの火の不始末で部室を燃やしてしまった過去もあるうんこちゃん達。中学生の頃からタバコを吸うのは常識でした。
ちなみにうんこちゃんの友人「チャック」は9歳からマイセン(銘柄マイルドセブン)を吸い、14歳で柔道で全国を目指す為に禁煙しました。

えぇ。いつの日か「チャック」についても紹介したいですね。
【中学3年生編】~【現在】映画化待ったなし。鼻くそ氷山が最後の夏で見せた感動のエピソード
【中学3年生編】
・最後の夏の総合体育大会。
→試合は1対0で相手に完全試合を許し、迎えた最終回ツーアウトランナー無し。
・監督「俺は鼻くそ氷山を代打で出す。誰か文句あるやつはいるか?」
※鼻くそ氷山は公式戦、練習試合も含めてほとんど試合に出た事がない。また、発達障害も相まって練習もまともに出来ていなかった。
・相手のエースピッチャーを前に、鼻くそ氷山の見事なドアスイングであっさりツーストライク。
→うんこちゃん「あー、もう終わっちゃうんだ」
・最後の一球。奇跡的にバットにボールが当たったが、ボールはピッチャー前に転がるボテボテのゴロ。ピッチャーが一塁に送球し余裕のアウト。
→この瞬間。負けは確定した。
・鼻くそ氷山は、決して走るのをやめずに、最後には全力のヘッドスライディング。
→それを見た全員大号泣(ちなみに、鼻くそ氷山は軽度発達障害だったので、なんで周り泣いているか分からなかった)
【試合終了後】
監督「今日でこのチームは終わりだ。三年間お疲れ様。お前らは問題の多いチームだったが、最後、鼻くそ氷山がバッターボックスに立てたこと、お前らは誇りに思っていい」
正直、こういう系の話は学生時代に部活をしていた身からすると、思い出は美化されやすく多少脚色はあると思いますが、何度聞いてもうるっとしてしまいます。
この記事を書くために動画を見た時も、また泣きそうになってしまいました。(笑)

もちろん鼻くそ氷山のここまでのエピソードを聞くと、野球が上手くないのは容易に想像出来ますし、おっそいドアスイングを披露している姿も思い浮かびます。
本当に下手だったんだと思います。
遠くで聞こえる蝉の声。
頬を撫でる少し塩っ辛い風。
高い高い太陽が作る短い影。
スパイクが削る土の感触。
最後はちょっぴり悲しい鼻くそ氷山との思い出はここで幕を閉じます。
20世紀少年のエピソード感あるよなこいつの昔話
話うまいよね 誰でも発達障害のクラスメイトとかいただろうし情景が浮かぶね
膨らましてたり盛ってたりするけど本筋は本当だろ
【現在】
・実家のみかん農家を継ぎ、地元で消防団の団長に。
そして現在。
地元で実家のみかん農家を継ぎ、さらには消防団の団長にまで選ばれるほどに…。

ちなみに【2020/08/20】に配信されていた『栄冠ナインの厳選をする。その3』でも、うんこちゃんはお気に入りの鼻くそ氷山エピソードを紹介してくれています。
何度も配信で紹介してくれる辺り、よっぽど気に入っているみたいですね。
鼻くそ氷山「カトォ。食べに来るぅ?」
おまけ:発達障害児童の数は本当に年々増加しているのか?
ここからは完全におまけです。
自分が小・中学の頃にも周りにそういう発達障害のクラスメートがいたことは覚えています。

えぇ。今でこそ、そういった児童に対する周囲の理解も深まり、特別学級や通信教育など、特別支援が必要な児童に対する制度も充実してきましたよね。
ちなみに、軽度発達障害の疑いのある児童の数は、全体の児童数のおよそ何パーセントだと思いますか?

発達障害の度合いにもより、その数値はかなりザックリとしたものになってしまいますが最低でも…
30人に1.4人
だと言われています。1クラスに1人は絶対にいる計算ですね。

昔は「ちょっと勉強が苦手な子」「少しだけ集中力が散漫な子」
と言われていた児童も
場合によっては発達障害と判断されるケースが多くなってきました。
これはもちろん、発達障害の児童の絶対的な人数が増えたわけではなく
・発達障害の区分が拡大され、これまでは診断されなかった児童も発達障害の部類に含まれるようになった。
・周囲の理解が深まり、支援の輪が拡大することで、支援を受ける児童の数が多くなり、発見されるケースが増加した。
などの理由が考えられます。
一応文部科学省から平成27年度に発表された
報告書『特別支援教育の現状と課題』の内容を一部抜粋したものを記載しておきます。


最後に

