こんにちは。世界は昨日より今日美しい。緑の雨がっぱです。
さっそくではありますが
まずはBGM代わりにこちらの楽曲をお聞きください。
どこまでも、どこまでも続いて、
終わることのない夏を彷彿とさせるメロディー。そして耳につい残ってしまい口ずさみたくなる「シャナナナナー」の歌詞。

これを当時16歳の男子が作詞・作曲まで作り上げたって信じられますか?
ということで今回は
十代の等身大であり、心の葛藤や迷いを詩的でストレートな歌詞で表現する「Guiano」さんの魅力につい底的に紹介させていただきます!
・「Guiano」さんがどんな人物なのか
・個人的オススメのGuiano楽曲10選
をザっと知ることができます。
それでは早速本題に移りましょう!
目次
初投稿は中学二年生!?「Guiano」さんのこれまでの軌跡を紹介
まずは「Guiano」さんのこれまでの歩みを順を追って、軽く紹介させていただきます。
2014年12月26日 記念すべき一作目『ペルヴェルセ』がニコニコ動画に投稿されます。
※こちらは2017年にYouTubeのに再投稿されたものです。
「Guiano」さんは、曲を発表する度にその概要欄に一言だけコメントを残されるんですよね。
第一作につけられたコメントは
『 ひねくれた人間の叫び 』
良曲を作り出すのは年齢なんて関係なくて、その人の感性や経験をどれだけ歌に落とし込めるのかだと痛感させられます。
そしてここから、どんどんと新曲を発表して行き
・2018年公開
『死んでしまったのだろうか』が自身初の殿堂入りを達成。
・同年4月公開の
『スーパーヒーロー』が自身初となる100万再生を達成。
ここからじわじわと人気に火が付き始めます!
活動開始から五年。今までに発表された楽曲はおよそ約40曲
2019年11月27日発売された「Guiano」さん初のアルバムGuiano 1st Album「Love & Music」は現在でも在庫切れが続くヒットアルバムとなっております!

現在の年齢、名前の由来「Guiano」さんとは一体どういう人物なのか?
こう説明していると、やはり「Guiano」さんが一体どういう人物なのか気になってしまいます。
皆さんの中にも気になる方が大勢いらっしゃると思いますので、私が得た情報の中から確信をもてる範囲で紹介させていただきます。
Guiano 由来(guitar+piano)
・年齢:19歳(男)
・出身:新潟県 育ち:福島県
・職業:ボカロP
・特技:弾き語り
・ギターを始めたキッカケ:けいおん
・影響を受けたアーティスト:エドシーラン , チェインスモーカーズ , アヴィーチー , seeb , amazarashi , radwimps , 米津玄師 , ブルーハーツ , n-buna , orangestar…etc
まず、皆さんが気になっているであろう年齢について
年齢に関しましては「Guiano」さんが自身のTwitterアカウントに上記の通り投稿されていますので、現在の年齢は19歳で間違いないと思います。
またその名前の由来もTwitterで公開されておりました。
ボカロPになったきっかけも次のように語られています。
第一作が投稿された2014年以降は、確かにボカロ全盛期と言っても過言ではない、数多くの名作が発表されたタイミングでしたね。

また、彼のインタビュー記事の中にも【活動の始まり】についてコメントをされていましたので、そちらも合わせて紹介させていただきます。
Guiano:2014年のクリスマスプレゼントにボーカロイドを買ってもらって、僕もちょうどその頃投稿し始めたんです。曲は作ってあって、買ってもらってからすぐにベタ打ちで歌詞を入れてオリジナル楽曲を投稿しました。中学二年生の頃ですね。ボカロを投稿する前は、好きな曲のリミックスやカバーをしていて、そういうことをやっているうちに自然と作曲に興味が出ていきました。ネットで作曲の仕方を調べて作り出したのがGuianoの初期ですね。──その時は自分で歌うことは全く考えていなかった?
Guiano:そうですね。2011年に「千本桜」を初めて聴いて、音楽って良いなと思ったんです。そこからハチさん、wowakaさん、DECO*27さんだったりを色々聴いていって、僕にとってはボーカロイド=音楽と思えるくらいボカロ曲にはまっていきました。
Guiano×カンザキイオリ「Love & Music」対談 〜創作論と二人を巡る物語〜 (後編)
加えて「Guiano」さんは弾き語りも得意としており、
過去に自身が作成した曲を弾き語り形式で行うライブもされていました。
彼のギターは「Guiano号」という愛称で親しまれています。
また「Guiano」さんが影響を受けたアーティストとしては以下のように回答されております。
それともう一つ。
14歳という年齢からボカロPを始めた「Guiano」さんの背景について。
さすがに込み入った情報である為、当然ではありますが、あまり明かされておりませんでしたが、いくつか気になったツイートを見つけましたので少しだけ紹介させていただきます。
では最後に、こちらも皆さん気になっておられるであろう
「Guiano」さんの顔写真について!
先に結果から言いますと、顔写真は公開されておりませんでした…。まぁ仕方ありませんね。
ですが!全体のシルエットが移った写真は見つかりましたので、そちらを紹介します!
有名曲・代表曲・マニアック曲から厳選!個人的にオススメのGuiano楽曲10選!
「Guiano」さんはこれまでに、CDを9枚、アルバムを1枚、個人楽曲を40曲ほど発表しています。
その中から、今回は私が個人的にオススメする楽曲を王道から少しマニアックなものまで10曲紹介させていただきます。
デビューから五年、これから更に人気が沸騰するに違いない脅威の19歳!「Guiano」さんが繰り広げる世界をぜひ体感してみて下さい!

シャナ
2017年12月に発表された『シャナ』
『 Dear My Love(親愛なる私の愛へ) 』
冒頭でも少し紹介させていただいたこちらの楽曲。
まるで水の中に自分が沈みながら曲を聴いているような、そんな独特なリズム感が爽快です。
更にイラストも相まって、一気に夏の快晴気分に心が持っていかれる一曲となっております。
世界秩序と六等星
2016年10月に公開された『世界秩序と六等星』
『 死ぬために生きているなんて信じたくなかった 』
等星
等星 デジタル大辞泉より
星の明るさをいう呼称。以前は六つの等級に分けて、肉眼で見える最も明るい星を一等星、最も暗い星を六等星とよんだ。
美しいバイオリンの音色と弾けるようなピアノ。
青と白のみで描かれたイラストも加わり、より美しく幻想的な世界が脳に流れ込んできます。
私は最後の「なんてさ」という歌詞で、一気に自分が現実の世界に引き戻される感覚を味わされました…。
それくらいの没入感を味わってしまった一曲です。
ミズアメ
2016年10月に公開された『ミズアメ』
『 空中遊泳 』
曲の後半でMVが黒一色に染まり、歌詞だけが白文字で記されます。そして歌詞が「 息を 止めたんだ 」を表示したタイミングで無音になる演出に心を奪われました。
繊細なメロディーが心を鏡のように映してくれる一曲です。
No title.
2016年11月に公開された『No title.』
『 僕らの人生は誰かの作品じゃない 』
生きる意味とは。人生の終着点は一体どこに辿り着くのか。
「Guiano」さんの曲では「生と死」がイメージに浮かぶ曲が多いのですが、その中でもとにかくストレートに生きることを問いただされる一曲。
MVの最後には、一気にこれまでの歌詞がフラッシュバックしていきます。
そして動画の終わりに記されたメッセージが一気に心を熱くしてくれました。
その内容が気になる方は是非動画をご覧ください。
レイニー
2017年4月に公開された『レイニー』
『 今が一番生きてる気がするんだ 』
雨が降る東京で、一人、歌い続ける青年が一本の軸となって回転していく物語。分かりやすいストーリーと歌詞で、スッと頭に情景が浮かびやすいのが特徴です。
主人公の男性は、客が一人もいない弾き語りの青年に
「金もねぇのに歌い続けて馬鹿のままで生きていくんですか」
というゲロ吐くような言葉を投げかけます。
このド直球ストレートの歌詞が、グッと私をこの世界観に引き込んでくれました。
スーパーヒーロー
2018年4月に公開された『スーパーヒーロー』
『 あなたはあなただから 』
この曲は、自分がなってみたいもの(神様・天才・放浪者…)をどんどんと子供のようにただ呟くように歌っていきます。
前半・後半で似た構成の歌詞ですが、その中で
「スーパーヒーローになってみたい 命を懸けても悪に挑みたい」
「スーパーヴィランになってみたい 命を懸けても正に挑みたい」
のように一対一の対比が成り立っているところが特徴です。
あなたにとってのヒーローをきっと見つけることが出来る、と強く背中を押してくれる一曲です。
死んでしまったのだろうか
2018年7月に公開された『死んでしまったのだろうか』
『 I think I just died 』
繰り返し歌われている歌詞が印象的な一曲。
ですが、その前半部分と後半部分で感じる印象がまた違ってくる所が「Guiano」さんの凄さを感じます。
決してハッピーソングではないのですが、悲しいからこそ爽やかに感じてしまうのでしょうか。どこか清々しさを覚えてしまいます。
余計な効果音はありません。
ボカロだからこそ、人間の心をつかんで離さないメロディーが胸に響きます。
I love you
2017年9月に公開された『I love you』
EDMのようなジャンルとラップ調の歌詞が軽快なリズムを運んでくれるこちらの楽曲。終末感あふれる世界を主人公が「愛」を伝える旅をしていく物語。
「歩く僕にやまない雨に ミサイルが頭上を越えてった それが彼女に当たらなければいいや 」
という歌詞に純粋に惹かれました。
短めの曲ですが、濁りの無い声がスッと耳に入る感覚が心地いい一曲です。
Love & Music
2019年11月に公開された『Love & Music』
こちらは「Guiano」さん本人が歌っている一曲。そして記念すべき一作目のアルバムのジャケットソングに選ばれています。
他にも『ミュージック』という曲でも「Guiano」さん本人が歌っています。しかも実写映像付きで
これまで紹介した曲の中で、最も沢山のメッセージが込められており、歌詞センスとリズム感に押しつぶされてしまいそうです。
とくに気に入った歌詞を紹介させていただきます。
「生きてるだけで偉いとか馬鹿なこと言うんじゃねえよ
所詮人生なんかは勝ち方よりも逃げ方だから
この歌を足にして逃げよう この歌を武器にして生きよう
まだ僕の知らない場所へいこう この愛を歌にして生きていこう」
殺されている
2016年6月に公開された『殺されている』
『 僕は僕なんだよ 』
この歌は、聴くたびに心を強く締め付けられます。
この歌詞が「Guiano」さんの実体験なのか、その真意は一切分かりませんが、私は単なる想像ではここまでの歌詞は決して思いつかないと思います。

腹の底、心の奥底からひねり出した一言一言が強く心を揺さぶる一曲です。
最後に
「Guiano」さんが描く、若く才能あふれる世界はいかがだったでしょうか?
私自身、つい最近彼の存在を知り、大慌てでこれまで発表されていた全ての楽曲を視聴させていただきました。

きっと、これから、もっともっと多くの人を魅了し、沢山の言葉を私たちに届けてくれると密かに期待しております!
これからのGuianoさんの益々の活躍に期待し、今回はここら辺でおしまいにしたいと思います。