①日清製粉1dayワークショップを終えて
前日の準備を振り返って、当日どのように役立ったのかをフィードバックする。
特に有効だったのは社員に対するヒアリングの質問をあらかじめ準備しておいたところである。
当日はチームでヒアリングの質問を考えたのだが、この時の質問リストがあったおかげで、ヒアリングの時間が余ったときに余計な時間を使わずに済んだ。
しかし、全体的にChatGPTに対する質問の解答は当日に役立ったというよりも、緊張していた前日に、対話的にChatGPTとやり取りできたことが安心感を与えてくれることに役立った。と言える。
ちなみに、社員の方にヒアリングを行なった際に、最後に社員の方に質問して「自身のヒアリングの評価」をいただいた。
①質問をする際は、自分の思いや考えを相手に伝えると同時になぜそう思ったのか、その理由も合わせて伝えることを意識した方がいい。
②顧客に対して「並走する」ような聞き方を意識する。決して自分よがりではなく、相手の思いを汲み取るような質問にしてほしい。
また、ワークを通じて架空の企業に新しい企画を提案する際は『「具体的である(数値やビジョンが明確, 深掘りされても大丈夫)」「実現可能性がある」「費用対効果が高い」の3点が重要だと考えているが、それ以外に重要な要素はなにかありますか?』と聞いたところ、社員の方から
「提案を受け入れてもらうという意味では、ぶっちゃけ人だけで選んでくれることもある。食品業界の古い慣習なのかも知れないが、オフラインで会って、関係を築いたからこそ、選んでもらえた、という体験も多かった」
ちなみに、以下のようにChatGPTに聞いてみたところ、以下のような解答が得られた。
私は商談を行う際に、相手方に企画を提案する時には「具体性」「費用対効果」「実現可能性」の3点が重要だと思うのですが、それ以外に重要な要素があれば教えてください。また「具体性」「費用対効果」「実現可能性」の3点がなぜ重要なのか、その理由を言語化してください
商談において、企画を提案する際の重要な要素は確かに「具体性」「費用対効果」「実現可能性」の3点が挙げられますが、それ以外にもいくつか重要な要素があります。
- タイミング: 提案のタイミングが企業のニーズと合致しているかどうか。
- 相手のニーズの理解: 相手の課題や目標に対して提案がどう貢献するか。
- 信頼性: 自社の信頼性や過去の実績、成功例など。
- コミュニケーション: 言語だけでなく、非言語も含めたコミュニケーション能力。
- 柔軟性: 交渉時における要望への応じ方や変更への柔軟性。
次に、上記の3点がなぜ重要かについて言語化してみます。
- 具体性: 具体的な計画は、提案が曖昧でないことを示し、どのように機能するのかを明確にします。それによって、相手方は提案が実際にどのように機能するのかを理解しやすくなり、信頼を得ることができます。
- 費用対効果: 企業や組織は、資源を効率的に使用する必要があります。提案がコストをかけずにどれだけの価値を生み出すのかを示すことで、相手方が資源をどのように配分すべきかを理解し、説得することができます。
- 実現可能性: 企画が現実的であるかどうかは非常に重要です。壮大すぎると、現実から乖離していると感じられ、信頼性を失う恐れがあります。提案が実際に実現可能であるという証拠を示すことで、相手方との信頼関係を築き、提案が実現に移される可能性を高めることができます。
このように、これらの要素は相手方に対して企画の価値を明確に伝え、信頼を築く上で重要な役割を果たします。